安納芋の名前の由来について
安納芋はなぜ「あんのういも」という名前がつけられたのでしょうか。諸説は色々とあるようです。現在有力な説としては、最初に日本にやって来たのは、太平洋戦争の後といわれています。 インドネシアのスマトラ島から、現地に兵隊として行っていた人が帰国する際に種子島に持ち込んだのが始まりとされているのです。 サツマイモが日本にやって来てから300年以上経っていることを考えると、安納芋の歴史はまだ浅いことがわかります。 偶然にも安納芋の始まりはサツマイモと同じく、鹿児島県の種子島で栽培されたのですが、サツマイモよりも糖度が高いために甘く、食感もしっとりしていたことから、 その美味しさで人気が出て栽培が拡大したのです。安納芋と呼ばれる理由としては、種子島の安納地区で栽培が始まったからとされています。そのため、その地名から名前がつけられたようです。 正式に安納芋として品種登録されたのは、平成10年のことです。平成元年から鹿児島県が品種の選別を始めて現在の安納芋となりました。
種子島紫芋にはアントシアニンが豊富
種子島紫芋は、表面は白っぽいですが果肉は紫色をしていて、加熱するとさらに鮮やかな紫色になります。この紫色がアントシアニンになります。 アントシアニンは、ブルーベリーやナスなどにも含まれている青紫色素をした天然色素で、植物が紫外線やウイルスからその身を守るために蓄えている成分です。 人は太陽からの紫外線から身を守るため、メラミン色素で肌が黒くなりますが、植物はこのアントシアニンで身を守っているのです。 そしてこのアントシアニンは、実はポリフェノールの一種なので高い抗酸化機能を持っています。 ポリフェノールで有名なのはワインですね、ワインには、動脈硬化や脳梗塞を防ぐ効果があると聞いたことがある方は多いでしょう。 しかも、アントシアニンには抗酸化機能だけでなく、他にも様々な人体に有用な効果があることが近年明らかになっています。 そのため、アントシアニンは今では広く利用されるようになりました。
安納芋の収穫時期(旬)はいつごろなのか
安納芋の出荷が始まるのは11月からとなります。早くて10月下旬です。 安納芋の旬の時期は11月から2月くらいまでとなります。 安納芋は収穫してから3週間から4週間ねかせて熟成させてからの出荷となるため 収穫は9月中旬から行います。植え付けは、5月から6月に行います。 早掘りといって早めに収穫し9月ころから出荷するところもありますが やはり本来の安納芋の甘みがありません。 熟成させた11月から2月くらいの安納芋が旬となり一番美味しいお芋になります。
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