安納芋のカロリーについて


安納芋のカロリーは100gあたり142kcalとされています。生鮮食料品は品質にばらつきがあり、特に芋類の場合はデンプン質が多いので、すべての安納芋が同じというわけではありません。 ご飯100gが168kcalであることを考えると、甘味が強い割にはさほど安納芋のカロリーは決して高いほうとは言えません。 サツマイモと比較すると、サツマイモは糖度が20度、安納芋は40度で、倍も甘いということになります。サツマイモのカロリーは100g当たり132kcalです。 甘いものがどうしてもやめられないという場合、糖度の低いものを食べても他に何らかの手段で甘いものを口にしがちです。 サツマイモを食べてその糖度では満足できず、砂糖入りの食品を摂取してしまったりするより、安納芋のみで満足できるならその方が結果的にカロリーを低く抑えることができます。 サツマイモではなく安納芋を選んで食べる場合は、甘味を欲してそうしているケースが多いでしょうから、かえって余分な砂糖の摂取を抑えられ、カロリーも抑制できるということになります。
焼き芋屋さんの歴史


1719年には京都郊外にて焼き芋を売ってお金を稼いだと記録が残されています。この頃が焼き芋屋の元祖のようです。 1789年に大阪でサツマイモ料理集が出されています。その中でも塩焼き芋や塩蒸焼き芋が大阪の市民に人気でした。同年に江戸に蒸し芋屋が登場しています。 焼き芋ではなく蒸し芋だったせいか、騒がれるほど人気はありませんでした。ところが、1793年に焼き芋屋が登場すると瞬く間に人気を呼び、江戸のあちこちに焼き芋屋が登場しました。 江戸に住む人々の心をつかみ、冬のおやつは焼き芋が定着したようです。 江戸で焼き芋が大人気となった理由は、甘くて美味しいだけではなく値段が安かったのも理由です。江戸時代は最も安い食べ物が焼き芋でした。 江戸時代が終わり明治の世になる頃には、芋を焼く大きなかまどをいくつも用意して大量の焼き芋を作る大型の店が多く出店しました。
糖度が高いと本当に甘いのか


そもそも糖度とはなんでしょうか。言葉から判断すると「糖の度合い」を示すバロメーターのように思えます。 この考え方は間違ってはいませんが、正しいとも言い切れません。実は糖度の定義は、検査する食品の種類などによって異なっているのです。 ずばり、糖度が高いから甘いとは限りません。 「レモンとイチゴの糖度は、平均的にはほぼ同じ」であるからです。 でも、「レモンの方が明らかに酸っぱいじゃないか!」と思われた方も多いことでしょう。 答えはその「酸っぱさ」にあるのです。人間は甘味だけでなく、酸味や苦みといった様々な種類の味覚を持っています。 また、果物にも甘味や酸味などが様々な割合で含まれています。我々はその複雑な違いを感じることができるため、 「酸味も甘味も強いものは、甘いよりも酸っぱい」と感じますし、「酸味が低く甘味が強いものは、とても甘い」と感じるのです。 これが、「レモンとイチゴの糖度は同じという謎」のカラクリです。
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