安納芋はなぜ甘いのか

最近になって人気となっている安納芋、数あるサツマイモの中でも特に甘みがあることが特徴になっています。それゆえ石焼芋やスイートポテトなど、スイーツとして食べることがよくあります。 それではどうして甘みが強いのかご存知でしょうか? 理由を知ることでもっと身近に感じられて、美味しさも納得できますので気になる方はチェックしてみましょう。

甘い理由とは

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そもそもサツマイモの甘さの理由はどこにあるのか、サツマイモの成分の中には糖類が、詳しくいえばショ糖、ブドウ糖、果糖が含まれています。 ショ糖はいわゆる砂糖の物質名であり、グラニュー糖や上白糖と同じ成分と考えてもよく、果糖は主に果物に、ブドウ糖はごはんなどに含まれています。 こういった甘みを感じさせる成分が大量に入っていることから、サツマイモの甘い美味しさにつながっているのです。 また加熱することによってサツマイモのデンプンが変化して麦芽糖になって、さらに甘く感じられるのです。 生芋には糖類が含まれていますが、麦芽糖は存在していません。これは過熱することによってデンプンが変化して生まれるからで、 さらに特徴としてはじっくりと時間をかけて低めの温度で加熱することによって甘みが引き立っていきます。 理由は時間をかけて低温で加熱することによって水分が蒸発していくからで、このことによって密度がギュッとしまっていき甘みをいっそう感じられるのです。 そして安納芋は一般的なサツマイモに比べてデンプンの量が多くなっていて、生産地である種子島の温暖な気候が作用して、他のサツマイモよりも長い期間 畑で栽培することによって、多くのデンプンを含むようになるのです。さらに掘った芋を1ヶ月ほど熟成させることによって、βアミラーゼという酵素が活性化して、 デンプンが糖に変化していきます。こういったことから一般的なサツマイモよりも甘くなっているのです。

糖度とカロリーについて

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甘いサツマイモは特に女性に人気が高く、焼き芋やスイートポテトは秋から冬のおやつにぴったりです。 他にも大学芋やサツマイモのプリン、モンブラン風などさまざまなスイーツメニューにアレンジされています。 またスイーツだけではなく料理に使うこともあって、自然でありながらしっかりとした甘みがあるので人気となっています。 しかし女性からすると気になってくるのはカロリーといったもので、ただでさえサツマイモというのは野菜であってもカロリーが高いことで有名で、 その中でもさらに甘いサツマイモというのはプロポーションや体重を気にしていると不安になってしまうことがあるはずです。 では実際のところどうなのか、安納芋のカロリーは100gあたり142kcalになっています。他のサツマイモで代表的なものとして紅あずまは100gで130kcal、 鳴門金時は100gで135kcalになっています。比べてみるとほとんど差がないことが分かりますので、これなら少しでも甘いものを食べたいというのが本音になるかもしれませんね。 参考としてごはん100gが168kcalになっていて、ショートケーキなどは差がありますがだいたい350kcalは超えているので、こういったことを考えるとむしろヘルシーと言えるでしょう。 サツマイモというのは単純に甘いだけではなく、食物繊維が大量に含まれているので美容効果もしっかりとあるのでおすすめになっています。 味わいや甘さに違いはあっても成分に大きな差はありませんので、どうせなら甘く美味しいものを食べる方が幸せな気持ちになれますよね。

他の芋との違いとは

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では安納芋と他のサツマイモの違いは何かというと、もっとも大きなポイントは甘みもそうですが、それ以上に味や食感といったところにあります。 一般的なサツマイモとして紅あずまや鳴門金時があって、これらも十分に甘くねっとりとした味わいになっていますが、安納芋の場合はそれ以上の甘さと独特の触感と味わいがあげられます。 特徴としては蜜がたっぷりと含まれていること、水分量が多くネットリとした口の中で絡みつくような食感があげられます。 芋といえばホクホクとしたイメージがありますが、基本的にそれがなく、逆に水分量がたっぷりでクリーミーなものとなっているのです。 他に色も独特で濃いオレンジ色や黄色ではっきりとしたものが多く、密度が詰まっています。デンプンを多く含んでいて、おすすめの食べ方としては焼き芋にすることで、 低温でじっくりと焼いていくことによってデンプンが糖に変化して、さらに甘い味わいを得ることができるようになります。 サツマイモは単純に食べて美味しいだけではなく、体に必要な栄養素もたっぷりと含んでいます。また食物繊維が多いので、多少カロリーは高いかもしれませんが、 既存のお菓子を食べるよりはずっとよく、満腹感を得られます。特に安納芋はねっとりとした甘さが特徴的で、焼き芋にして食べたいものです。

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