美味しく食べるための安納芋の保存方法

安納芋は一般的なさつまいもの種類と比較すると非常に甘くて美味しいところが魅力であり、正しく保存しておけば美味しい状態を長期間保てるようになっています。そこで今回は安納芋の保存方法と、美味しく食べるためのポイントを紹介します。

熟成するとさらに甘くなる

熟成するとさらに甘くなるの画像

安納芋がほかのさつまいもと比較して甘いと言われているのは、中に含まれているデンプンの量が多いところが理由になっています。デンプンは一定の条件で熟成させると酵素の力で分解され、糖分となって蓄えられていきます。そのためデンプンの量が多ければ多いほど熟成させてからの甘味が強くなるので、安納芋の甘さのポイントになっているわけです。 安納芋は収穫してから1ヶ月以上熟成する工程を経て出荷されています。つまり店頭に並んでいる段階ですでに1ヶ月以上も熟成されて甘味が強くなっている状態になっているので、そのままでも十分な甘さを楽しめるようになっているのです。 そしてさらに甘くしたい場合におすすめされているのが長期保存です。実は購入した安納芋を食べ切らずに1ヶ月ほど適した環境で保存させておくと、芋の中に残っているデンプンの分解がさらに進むのでどんどん糖分が蓄えられていきます。その結果長期保存しておいたものの方が購入したばかりのものよりも甘くなっているので、より美味しく安納芋を堪能できるのです。 ただし間違った保存方法だとカビが生えてしまうだけなので、その点には注意する必要があります。

適温の暗所で保存しよう!

適温の暗所で保存しよう!の画像

まず収穫した農家ではどのように安納芋を保存しているのかというと、12度から15度程度の温度が保たれている場所で保存しています。つまり12度から15度が保存に適した温度となっているほか、暗所で日が当たらない場所が望ましい環境だと言えます。 基本的に室内であれば問題はありません。室外だと温度差が大きいので保存環境には適していないので、室内で日が当たらない場所や風通しの良い場所で保存しておくのがおすすめです。その中でも特におすすめされている場所が冷蔵庫の上で、温度はもちろん暗所になりやすく風通しも悪くないので保存場所としては最適だと考えられています。また冷蔵庫の上であれば邪魔にならないので、保存する場所に困らない点でもおすすめです。 また保存する際に利用すると便利なのが米袋で、新聞紙に1つずつ丁寧に包んだ安納芋を入れておくといいようです。米袋がない場合は段ボール箱でも代用できますし、どちらの場合でも開け広げたままで問題ありません。

やってはいけない!冷蔵庫での保存

やってはいけない!冷蔵庫での保存の画像

安納芋をはじめとした芋類の保存で注意しておかなければいけないのが、芋類は寒さに敏感である点です。特に安納芋はほかの芋類よりも寒さに敏感なので、適温である12度から15度以下の環境で保存してしまうと冷たすぎてカビが生えてしまうと言う弱点を持っています。そのためついついやってしまいがちな「冷蔵庫での保存」をしてしまうと、熟成させるどころかカビが生えて食べられなくなってしまうので絶対に冷蔵庫内で保管してはいけません。 では冷凍庫でも保存はできないのかというと実はそういうわけではなく、冷凍庫内では保存が可能です。この場合には先に焼き芋にしたり茹でておくなどひと手間を加えなければいけないのですが、ひと手間を加えて冷凍庫で保存しておけば長期間保存できるようになっているようです。 ちなみに室内での保存の場合は1ヵ月程度が限度となっていますし、完熟している場合は保存できる期間は短いです。このため完熟しているなど長期保存できない状態の安納芋は調理した状態での冷凍保存をおすめします。

気になるお芋

気になるお芋の安納紅芋ちびコロの画像

安納紅芋 ちびコロ 5kg 人気商品
販売価格(税込): 1,900 円

熟成済み
1個 50g未満 | 1箱 5Kg | 1箱に120個前後

気になるお芋の安納紅芋コロコロの画像

安納紅芋 コロコロ 5kg 人気商品
販売価格(税込): 2,000 円

熟成済み
1個 50g~80g | 1箱 5Kg | 1箱に80個前後

気になるお芋の安納こがねコロコロの画像

安納こがね コロコロ 5kg 人気商品
販売価格(税込): 2,100 円

熟成済み
1個 30g~80g | 1箱 5Kg | 1箱に80個前後

ページの先頭へ