とろける甘さの安納芋!他の蜜芋との違いは?

「蜜芋」とよばれ甘さが際立つサツマイモには、安納芋以外にもさまざまな品種があります。それぞれの品種の特徴や品質の良い蜜芋を選ぶポイントは何でしょうか。また最大限に甘さを生かすためのコツと最適な調理方法をご紹介します。

蜜芋は安納芋以外にも品種がある!

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蜜芋とは芋の中に蜜が入っているかのようにしっとりして、強い甘味がある芋のことです。蜜芋にはいろいろな品種があり、代表的なものは安納芋、紅まさり、紅はるかの3つがあります。 安納芋は鹿児島県の種子島安納地区特産の蜜芋で、大きな特徴として水分量が多いことがあげられます。通常よく見かける品種のさつまいもを焼き芋にすると、パサパサしてしまうこともありますが、安納芋は水分が多く含まれているため、ねっとりとした甘さを味わうことができます。 糖度が40度以上になることも珍しくありません。柿やメロンの糖度が20度程度であることを考えると、いかに糖度が高いのかがわかります。また紅まさりは、安納芋がまるまるとした形をしていることが多いのに対して、さつまいもによくみられる紡錘形をしています。 焼き芋にするとホクホクとした感じではなく、しっとりした柔らかい食感があり、蜜が染み出したかのような甘さです。紅はるかも糖度が高く強い甘味を感じますが、後味がすっきりとしていて上品です。 加熱すると糖度が高くなって安納芋とよく比較されることが多い蜜芋になります。いずれの蜜芋も食味に優れていて人気があります。

蜜芋を購入するときのポイント

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蜜芋を選ぶときにはポイントがあります。まずは重みです。蜜芋にはさまざまな大きさがありますが、同じサイズでも重さが異なることがあります。手にとってみてずっしりとした重さがあるものが良いでしょう。 また、切り口の部分に注目することも重要です。甘い蜜芋は蜜が切り口からにじみ出て、こぼれ落ちていることがあります。触ってみてベタつくようなものが甘くておすすめです。 こうしたベタつきがなくても切り口に黒いものが付着している芋は糖度が高いと考えられます。この黒色の物質は蜜が乾燥したものだからです。さらに、なるべくおうとつがなくて表面がツルツルしたものが食感が良いでしょう。 蜜芋の中には小さいくぼみがあり、でこぼこしているものもありますが、こうしたくぼみが多いものや深いものは繊維質が多いことを意味します。そのため、なるべくくぼみが少ないものや浅いものの方が、よりなめらかな食感を楽しめます。 他にも、細い形のものよりも丸い形のものを選んだ方が甘味が強いです。ちなみに、購入することを控えた方がいい蜜芋もあります。それは表皮の部分が黒く変色しているものです。変色があるものは古い蜜芋で苦い可能性があります。

蜜芋を美味しく食べるには焼き芋が最適!

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安納芋や他の蜜芋を調理するときには、茹でたり、焼いたり、蒸したりするなどいろいろな食べ方があります。その中でも焼き芋にするのが最も美味しい食べ方です。 安納芋をはじめとする蜜芋の調理のポイントは低温で時間をかけて焼くことです。そうすれば糖度がゆっくりと上がっていきます。そのため、通常さつまいもを調理するときのように、電子レンジで短時間の加熱で火を通してしまうことは避けましょう。 電子レンジは急激に高温で加熱するので蜜芋との相性が悪いのです。オーブンで焼き芋にするのが良いでしょう。まずは蜜芋をよく洗って汚れを洗い流します。そして濡れたままの状態で新聞紙に包み、さらにキッチンペーパーで包んでから、最後にアルミホイルで包みます。 オーブンに入れて150度で2時間くらい焼くのが目安です。時間がきたら串を刺して柔らかくなっているか確認します。中まで刺し通すことができれば完成です。ちなみに、一度にたくさん焼き芋にした場合には冷凍保存しておきましょう。 それというのも、蜜芋は冷凍すれば甘さが増すからです。食べるときには自然解凍か電子レンジの解凍モードがおすすめです。

気になるお芋

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安納紅芋 ちびコロ 5kg 人気商品
販売価格(税込): 1,700 円

熟成済み
1個 50g未満 | 1箱 5Kg | 1箱に120個前後

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安納紅芋 コロコロ 5kg 人気商品
販売価格(税込): 1,900 円

熟成済み
1個 50g~80g | 1箱 5Kg | 1箱に80個前後

気になるお芋の安納こがねコロコロの画像

安納こがね コロコロ 5kg 人気商品
販売価格(税込): 2,000 円

熟成済み
1個 30g~80g | 1箱 5Kg | 1箱に80個前後

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