種子島特産の安納芋を使ったプリン
安納芋は種子島特産のさつまいもです。通常のさつまいもにはない特徴を持っており、さまざまなブランド品種も開発されています。独特の舌触りと甘い風味はスイーツにも最適で、プリンなどに加工されて販売されています。
甘くて柔らかいのが大きなポイント
安納芋とはさつまいもの一種です。一般的なさつまいもとの違いは、安納芋のほうが柔らかく、クリーミーな味わいであるところです。また、味も甘く、焼き芋のほか、プリンなどのスイーツにするのに最適です。 普通に焼いただけでも蜜が出るような甘さで「蜜芋」とも呼ばれています。粘質性が高く、ほくほく感は少ないですが、まるでクリームをすくって食べるような触感となります。通常のさつまいもよりも水分が多いことで、このような柔らかさとなっています。 また、一般的なさつまいもよりも若干カロリーは高めとなります。それでもケーキよりははるかに低カロリーなので、スイーツとして食べる分には、低カロリーで甘くておいしいというメリットの大きな芋だと言えます。 見た目の違いでは、安納芋のほうが一般的なさつまいもよりも小ぶりです。皮の色はブランドによっても違い、赤いものから白っぽいものまであります。栄養面ですと、通常のさつまいもにも含まれる「カルシウム・カリウム・亜鉛・鉄分」に加え、「カロテン・ビタミン」も豊富に含まれています。 おいしく食べて低カロリー、栄養素も高いという良いこと尽くしの芋です。
コクがあって濃厚な味わい
安納芋は普通に焼き芋にして食べてもおいしいですが、柔らかいので調理して食べるのにも最適です。大学芋風・ポテトサラダのほか、豚肉などと一緒にいためてみるなど、晩御飯のおかずにするのにも向いています。 また、ご飯のおかずだけではなく、スイーツにもできます。スイーツとしては、ポテトチップス・ポテトスティック・スイートポテトなどのほか、プリンの材料にもできます。 安納芋プリンの特徴は、元々甘いので、砂糖を加えなくてもおいしく作れるというところです。砂糖を入れない分、カロリーも抑えられます。また、芋の栄養素が含まれているので健康にもよいスイーツです。 安納芋が手元にあれば、ほかに必要なものは卵・牛乳で、家にある材料で作ることができるので簡単におやつ作りを楽しめます。生クリームを加えたり、カラメルソースや黒蜜をかけたりすればさらに特別な味を楽しめます。 コクがありしっとりとした安納芋プリンは通常のものよりも後味が残ります。腹持ちもするので小腹のすいたときにもぴったりです。また、プリンは市販もされています。こだわって作られた一品は高級品としても出回っています。
お手頃価格から高級品まで
安納芋プリンですが、市販されているものにはお手頃価格のものから、高級志向のものまで幅広くあります。お手頃価格で買えるプリンでも安納芋のコクやうまみは味わうことができます。 一つ数百円で手に入れられます。普通のプリンを食べる感覚で手軽に独特の風味を楽しむことができます。高級志向のものには、なんと一つ数千円という価格のものまであります。自然でまろやかな口どけと、安納芋の風味を両立した贅沢な一品で、開発までに数年を要しているものもあります。 独自の製法によって口当たりを邪魔する繊維質を取り除きつつ、さつまいもの風味を残しています。入れ物にもこだわっているものもあり、桜島の火山灰を使った溶岩焼きの器などもあります。大切な人への贈り物としたり、日ごろのご褒美として自分に買ったり、さまざまなシチュエーションで欲しい品となっています。 プリンは直売のほか、通信販売されているものも数多くあります。安いものでも高いものでも、濃厚な味わいを楽しめる点は変わりません。予算や目的に合わせて、欲しいプリンを手に入れるのが最良です。こってりした味わいが好きな人にはおススメのスイーツです。